インターネットパンキングの安全利用
昨日は「貯蓄の日」ということで、自分の普段使っている「インターネットパンキング」についてお話しします。
インターネットパンキングとは、自宅にいながらホームページ上でお金の管理や出し入れが出来るサービスで、口座番号やパスワード等でアクセスすることが出来ます。
いちいち出掛けなくても出来る点は、障害者や高齢者にとって大きな味方と言えるでしょう!
特に自分で動けない人は尚更ですが、何日前から介助者を手配しておき外出しなくてはなりません。ということはもし急にお金が必要な場合は、ヘルパーさんに急はお願い出来ないので、家族に頼むしかないのです。
僕の経験上からですが、家族に頼むのも結構大変です。予算が想定内なら良いものの、後からそれ以上の出費があったら、家族に所用がある場合等すぐには難しいと思います。
そこで、インターネットパンキングの出番です。
当然便利なものなので、セキュリティ面のリスクが伴います。度々パスワード変更を促す通知がきますが、あれは他人に知られるのを予防する目的なのです。
それでも心配な僕は、ある管理方法を実践しました。
いくつか口座をつくり目的別に分ける
障害者基礎年金・特別障害者手当が振り込まれる口座は必ずインターネットパンキングは避けるようにしています。もし抜かれてしまったら、生活維持が出来なくなるかもしれません。
ここは仕方がないので、出し入れを家族に協力してもらいます。
つくった口座と口座の役割が以下の通りです。
・農協-1番大切な口座。インターネットパンキングは恐いので、出し入れは家族にやってもらう。
・ゆうちょ銀行-主に他銀行への送金に使う口座。対応していないショッピングサイトが多い為、この使い方が基本線。あらかじめ農協から多めに入れておいてもらい、好きな時に送金するパターン。
・楽天銀行-ここが大本命。ゆうちょ銀行から送金したお金で好きなモノを購入。幅広く対応しているので、使い勝手が良い。同行同士であれば回数制限なく、振込手数料無料!インターネットだけで口座開設出来るのも魅力!
1日の送金限度額の設定
これを設定しておけば、大金が一度に引き出される心配がないので、安心感が高まります。
ワンタイムパスワードの設定
ワンタイムパスワードは、一時的に発行されるパスワードです。メールアドレスに送られてきますが、認証が終わると消去される為、読み取られる心配がありません。
ログインとセットでワンタイムパスワードが要求されるよう、設定しておきましょう!
KeePass Password Safeの利用
以前説明しましたが、このアカウント管理ソフトは制限時間を超えるとコピーされた内容が消去される為、読み取られる心配がありません。
さいごに
僕が使い続けて1番やりやすかったのは、楽天銀行です。それはログインにかかる手間が少ないからです。
振込の手間はゆうちょ銀行とほぼ変わらないですが、手続きを簡略化しているのは動作が鈍い障害者にとってありがたいことです。
さらに上記で述べた利点や、ログイン時にワンタイムパスワードを要求してくれる安心感を考えると、断然楽天銀行になりました!
楽天銀行とゆうちょ銀行のログインの手間比較
楽天銀行
ユーザーIDとパスワードの入力
ワンタイムパスワードの送信と入力
ゆうちょ銀行
口座番号の入力
合言葉1の入力
合言葉2の入力
合言葉3の入力
ログインパスワードの入力
楽天銀行が最大3ページ、ゆうちょ銀行が最大5ページだったこともあり、割と楽天銀行の方がストレスを感じませんでした。