京Pブログ

「重い障害があっても挑戦したい」難病の人たちのそんな想いに少しでも手助けになるよう、自身の体験談等をお伝えできればと思います。

パソコンひとつであら簡単!身近なサービス「スキャンピー」

 どうして読みたかった本が電子化されてパソコンに届きました。電子化していただいた業者は「スキャンピー」というインターネットサービス。

 

自分の持っている本をスキャン代行してくれるとってもありがたいサービスです。

 

スキャンピー

https://scanb.jp/

 

 

利用を始めた経緯

 

 なぜこの業者を利用したかというと、どこを探してもこの本だけは電子版が提供されていなかったからです。「自分でページをめくれない障害者にとってなんと不親切なことか」。

 

イマドキ電子書籍がないのは考えものでしたが、読まなければ前に進めないので、インターネット検索で行きついたこの業者に賭けてみることにしました。

 

 自分でスキャン出来ないのも大きな決め手だったと思います。

 

 以前は利用していた訪問介護事業所から、男性のヘルパーさんが来られていました。そのヘルパーさんはいずれもスマホの操作に慣れており、紙の書籍の電子化を手伝ってもらいました。

 

ところが気管切開後は、安全確保の観点から利用出来る事業所がなくなった訳です。家族も時間が取れないですし、ボランティアさんも見つかりません。電子化を介助してくれる人はいなくなりました。

 

 紙の書籍を息だけでめくれる「ページめくり機」も試したことがあるのですが、こちらも精度が悪く、何度も家族にやり直してもらう必要がありました。

 

 これらの課題を解決には、スキャンピーがうってつけです。

 

利用方法

 

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家にある書籍をスキャンピーに送る

または

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オンラインで購入した書籍をスキャンピーに送る

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スキャンピーでスキャン

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メールで冊数等やり取り

振込

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メールで送られて来たURLからダウンロード

各端末で読む

 

 ちなみに僕が選んだのは、オンライン書店で購入した書籍を直接スキャンピーに送る方法です。

 

ちょうど楽天銀行の口座を開設し、お金を振り込んでいた為、介助してもらう必要がなく、パソコンの操作のみで出来ました。障害者にとってはストレスフリーです。

 

代金引換でも親切に対応していただけたのも好印象でした。時間がないので仕方なく代金引換になりましたが、こうやってお客様の事情に合わせてくれるのはありがたいです。

 

料金

 

1冊300ページスキャンまでで、80円

その後200ページ増えるごとに、80円加算されていきます。

 

ここにオプション料金が追加になります。

 

主なオプションは、

 

表紙のカラースキャン:1冊プラス50円

フルカラー:1冊プラス50円

OCR加工:1冊プラス80円

JPG化:1冊プラス80円

DVD-Rでの送付:800円(送料は込み)

等。

引用元: https://scanb.jp/howmuch

 

 ちなみに「1冊300ページスキャンまで」「表紙のカラースキャン」の2つをお願いしましたが、想像以上にきれいにスキャンされていてとても満足しています。自分のスマホで自炊するのと雲泥の差だと感じました。

 

安さとデザインを追求するなら、この2つに限ります。

 

これぐらい高品質だと、フルカラーもJPG化も容量が重くなる為、不必要でしょう。

 

まとめ

 

 以上、自分でスキャンすることが難しい方にやさしいスキャンピーを紹介しました。

 

・定数をオーバーすると翌月まで待たされる。

・冊数に応じて届く時間が遅れる。

等デメリットはありますが、

 

とにかく安いので、読む喜びをたくさん得ることが出来ました。特に自炊出来ないかつ読みたいものの電子書籍が見当たらない場合は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

 また電子書籍と比べみると、画質の違いからこちらを利用したいと思うかもしれません。

 

 他にも、「昔購入した本を整理したい」「手軽にいろんなで読みたい」「電子書籍を形が残るようにしてプレゼントしたい」とか、そんな使い道もいいと思います。

 

 

※OCR::https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%AD%A6%E6%96%87%E5%AD%97%E8%AA%8D%E8%AD%98「Wikipedia」

 

※JPG:https://ja.wikipedia.org/wiki/JPEG「Wikipedia」

 

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