京Pブログ

「重い障害があっても挑戦したい」難病の人たちのそんな想いに少しでも手助けになるよう、自身の体験談等をお伝えできればと思います。

声を失っても耀き続ける、つんく♂の心のこえ!

 昨日フジテレビのシンソウ坂上で「つんく♂の特集」をやっていたので、こみ上げた想いを書きたいと思います。

 

書こうと思ったのはそれだけの思い入れがあるからです。

 

 初めて曲を聴いたのが小学校時代。テレビ番組で「なんてうまいんだろう」と興味を引き立てられ、気がつけば母と車で聴いていました。

 

あらためて耳を澄まして聴いてみると、鳥肌が立ってきました。

 

 透き通るような声と包み込むような優しい歌声、そのいずれもが歌詞にも凝縮されており、歌詞からつんく♂の鼓動が伝わって来ます。

 

まるで歌と心が連動している如く、聴く人の心に柔らかく染みわたって来るのです。

 

もちろん、歌詞の良さやどんな時も紳士に対応する姿勢からも、それを際立たせているのでしょうが、またユーモアたっぷりで、明るく前向きなところもいい印象に感じさせてくれました。

 

様々な表情を持っておられるのは人としての懐が深い証拠。聴いているだけなのに心を穏やかに浄化しました。

 

 そんなつんく♂だからこそ、つくったユニットにも歌詞にも説得力があります。「モーニング娘。」とかいい例で、色んな表情色んな色を見せてくれた彼女たちにも、いい印象を抱かせてくれました。

 

温かみがあって明るい歌詞にも、つんく♂の魂を感じることが出来ました。一時期モーニング娘。にハマっていたのもこの影響が強いです。

 

 だから、本人の魅力の一部である声帯を失ったときは相当ショックでした。ガンを克服し、これからの人生を楽しむ為には大切な過程ですが、彼にとって大きなピースを失ったのだから思うところがあります。

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 僕も「声を失いかけた1人」です。

今は先生のおかげで気管切開後も、問題なく話せているけれど、そこに至るまでは葛藤がありました。

 

葛藤というのは、「自分が不便になることよりも、家族と意思疎通が出来なくなる悔しさ」が大きかったですね。

 

「何気ない平和の象徴が失われるかもしれない体験」を味わった点は、つながりがありそうです。

 

でも、昨日の番組から見えたことは、「声を失ってもイキイキと生きられること」です。あれだけの笑顔が溢れるのは、そういうことなのでしょう!

とても勉強になりました。

 

 つんく♂は、

 

『人生で一番大切なのは、おまえ感謝やで』って。
『感謝をして生きていけば、失敗しても、失敗したことにありがとう。成功したら成功してありがとうって思えるから、その気持ちを忘れたらあかんで』

 

出典元:「心臓がバクバクして…」つんく♂が妻と貴重2ショットで明かす がん闘病とハワイ移住 - FNN.jpプライムオンライン

 

と言われていますが、その気持ちがあるから乗り越えて来られたのでしょう!

 

 この前向きな言葉に感化されるように、「今のテクノロジーは無限大」なので、将来的に「自分の声を再現して歌える日」がきっと来ます。

 

つんく♂がそうなる日が待ち遠しく感じます。