京Pブログ

「重い障害があっても挑戦したい」難病の人たちのそんな想いに少しでも手助けになるよう、自身の体験談等をお伝えできればと思います。

被爆地の声。聞くたびに再認識

 今日は「広島原爆投下の日」です。

 

 原爆のイメージとして強く焼き付いているのは「はだしのゲン」です。当時の様子を忠実に表現されている描写は、アニメ慣れした僕たちの世代にとって説得力を感じるものでした。

 

1番影響を受けたのは、原爆投下直後に様変わりする人と植物の姿です。表皮がえぐられ、色を失っていく光景は今も思い出しては武者震いします。

 

どうやら原爆投下時の温度は100万℃らしく、一瞬で平和な街が暗黒世界に変わるなんて現実的に考えられませんでした。

 

 祖母の体験も印象に残っています。祖母が呉で「女子挺身隊」として働いていた時の話です。

 

「戦時日本の労働力が逼迫する中で、」

「お国の為に」と工場で強制的に働かされていたことを耳にすると、いかに今が恵まれているか痛感しました。

 

引用元:「女子挺身隊」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2018年8月6日 (水) 12:17 UTC 

URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E6%8C%BA%E8%BA%AB%E9%9A%8A

 

 

モノがありふれて、仕事が選べる今の時代。いくら自分の納得できる仕事でなくても、自分に見合う給料でなくても、人間として最低限のことは保証されているんだなと思います。

 

 しかしながら人間な身勝手なもので、何気なく生活していると思い通りにならないことからついつい「グチ」や「うっぷん」がたまります。情報社会なので、贅沢になっているのかもしれません。

 

そんな想いを改めてくれる日は時に必要です。毎年この日になると初心に帰らせてくれます。

 

難病があっても会話が出来たり、ブログが書けるのも、色々な人に助けてもらいながら生きていけるのもこの平和のおかげと改めて思いました。

 

 戦争の実情に触れることで思う所が出てきたので、自分なりの注目点をまとめました。

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全国規模で平和式典中継をしない!

 

広島や長崎では当たり前に放送していますが、全国的にみると簡単に伝えられることが多いようで愕然としました。日本が一体となって世界的な恒久平和・核兵器廃絶を目指すのであれば、国民単位での価値観共有が必要です。

 

マスコミは国民にどんな情報を届けないといけないのか、こういう細かい所に目を向けて欲しいです。このままだと人間らしい感情か崩壊してしまいます。

 

政府の考え方が矛盾して方向性が見えない

 

政府は口をそろえて「核兵器廃絶」を言葉にしていますが、核の傘に依存した日本はアメリカの態度を気にするばかりで前のめりです。これは「核兵器禁止条約署名拒否」からも分かりました。

 

アメリカの同盟国であれば、おびえずに日本の意見を熱意を持って伝えるべきです。

また、アメリカに依存しない防衛力を構築すればいいかと思います。

 

アメリカは相手に核兵器廃絶を迫るが、自分はどうなのか?

 

トランプ政権になって核兵器推進が顕著になりました。世界や自国を守ろうとするのはとても良いことですが、核兵器により相手に恐怖と威圧感を与え、抑え込む行為は脅迫同然です。

 

真に世界の先頭に立つのなら、お手本になるような行動をとらないと!

 

戦争体験VRを歓迎

 

朝テレビでやっていましたが、被爆前の街並みを再現してあたかも自分が見たようにするこの技術。今後は時空を超えて戦争を体験できるようになると期待します。

 

リアルな体験が人生においての貴重な財産なので、素晴らしい試みだと感じました。

 

 

※VR:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3「Wikipedia」