痰吸引器アモレにお世話になっております
気管切開後に飲み込みが悪くなり、持続吸引が必要になりました。
以前は座位保持装置の車椅子では、辛うじて唾液も飲み込んでいましたが、やはりカニューレをいれるとそれも困難なものでした。
持続吸引器は以前購入した電池式はありましたが、金魚の水槽のモーターで作ってあるので、もろそうだし、一度逆流するとほぼ使い物になりませんでした。
もちろんよく吸ってくれたり、コンパクトなので、持ち運びやすく外出にはもってこいですが、長時間自宅で使用するには厳しいです。
その証拠に自宅で使っているうちに、ひっくり返って故障する災難に遭いました。結局その日のうちに新しいモノを注文。届くまでの間とても苦しい想いをしました。
その後ももう一度故障させており、長時間使用するには向いていないと思われます。
逆流しない限りは、半永久的に使用出来ますが......。
でも、とても良い商品であることに間違いないので、紹介させていただきます!
新品価格 |
価格:7,560円 |
そして、 「もっとしっかりしたものはないか」ドンピシャのものはインターネットで2点ほど見つけましたが、あえなく撃沈。販売中止になっており、途方に暮れていました。
ありがたいことに日頃からお世話になっている業者さんが色々調べて下さりました。藁をもすがる思いでしたが、報われて良かったです。
見つかった吸引器は高値で持続吸引器ではありませんでしたが、連続で5年使っても未だに故障していないようでした。「これだ」早速注文しました。
届いた吸引器は痰吸引器「アモレSU1」というもので、圧も量も調整できるスグレモノでした。
出典元: 痰吸引器/トクソー技研株式会社|医療機器
使ってみての感想は、圧を弱くしても量を上げれば意外にとれると思います。弱く多くとれるまさにそんな感じです。
かたまりは圧をあげればとれますし、圧もかなり高めに設定できるので、気管吸引にも持って来いです。
なんといっても持続吸引用に圧を弱くすると、「ほんとに動いているのか?」みたいな静かさなんです。
気をつけることは、やはり逆流させないことですが、12時間は貯めておけるほど大容量のタンクなので、そこまで神経質になることはありません。
どちらかというと、パッキンが破損したりなくなったりすると、吸わなくなることが気になります。その時は仕方がないので、パッキンを交換しましょう。
✔ チューブは汚れやすいですが、花を固定する棒を通してゴシゴシすると、とれやすい感じでした。
なにはともあれ、今では必須アイテムになっています。町の補助をいただいても自己負担は10万円になりましたが、それだけの価値があると思えます。
これからもよろしくね!アモレさん。
※座位保持装置とは病気等で姿勢を維持することが難しい障害者が、安定して姿勢がとれるようにする補助装置です。
柔らかいクッションを使用してあるので、生活の質向上にもなるし、姿勢を強制してやることで変形予防にもなります。