京Pブログ

「重い障害があっても挑戦したい」難病の人たちのそんな想いに少しでも手助けになるよう、自身の体験談等をお伝えできればと思います。

新たな車椅子の製作にむけて

 色々難しいところがあるので、車椅子を買い替えようと思います。

 

 なぜそういう経緯に至ったかというと、長期にわたる病院でのベッド生活で、身体の変形が強くなってしまったことが大きいです。

 

 入院前は身体にぴったりマッチしていて楽だったんですが、入院中3ヶ月ぶりに乗ってみると隙間ができていました。

 

ある程度想定していましたが、長時間乗っていると「痛い痛い」。体を少し動かすだけでも痛いやら、ベットに移動するにも「なんと苦痛なことか」。早急になんとかしないといけないレベルてした。

 

 せっかくなので、他にも「改善したいところはないか」

すると、重大な問題が見つかりました。

 

なんとリクライニングがあまりにも倒れないので、気管吸引がしにくいんです。余計に時間がかかるし、チューブが入りにくいし、しんどいのも苦痛でした。

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 前から、リクライニングがしっかりとできないことは気になっており、トイレもしにくいので、とてもいいタイミングでした。改造はできなかったため、買い替えに踏み切りました。

 

 今の車椅子は正直欠陥製品だったと思います。10数年前に製作してもらった当時は全く知識がなかったにしても、もっと踏み込んで伝えるべきだったと。

 

 悔やんでも仕方ないですが、そうすればもっといいものができていたかもしれません。

 

 この経験を今度こそは生かさねば!!

 

車椅子製作に向けての希望

 

吸引・トイレがしにくいので、リクライニングは全開まで調整可能にしたい。

 

座位保持とチルトの機能は今まで通り必要。

 

背中のクッションは現在の形をもとに、調整していきたい(長期の病院でのベッド生活で、身体の変形が強くなったため)。

 

出来ればもう少し、ヘッドを調整しやすく(もう食事をしないので、固定でもよい)、まくらは柔らかい素材にしたい。

 

吸引チューブを固定できるとありがたい。

 

荷物置き場のスペースは可能な限り広くしたい。

 

線がむき出しなので、移動中や座の角度調整の時に引っかからないか心配。それをなんとかしてほしい。

 

介助者の腰の負担軽減のため、どんな角度でも押しやすくしてほしい。

 

呼吸器を固定したときに、車椅子の角度によっては、液晶パネルが見えない。無理に見ようと介助者の身体を痛めてしまうかもしれないので、どんな角度でも見やすくならないものか。

 

マウスを固定するネジは今まで通りほしい(左右に)。

 

 文章にしてみました。これをもとに熱意が伝わって欲しいです。