京Pブログ

「重い障害があっても挑戦したい」難病の人たちのそんな想いに少しでも手助けになるよう、自身の体験談等をお伝えできればと思います。

グルメは最強のモチベーション。

 今日は七夕ということでシンプルな願いを挙げてみようと思います。

 

 ズバリその願いは、

「また飲んだり食べたりができますように」。

 

うーん、やはり今まで経口摂取をしてきた人間からすれば、気管切開でいきなり経口摂取ができなくなったのは苦しいことです。

 

いくら気管切開が命を守るための道具といっても、楽しみが1つ奪われるのはしんどいもの。手術前にはその可能性とも闘ってきました。

 

 僕はやる前からダメだとあきらめるのは嫌いなので、可能性を信じて気管切開をしました(気管切開後でも経口摂取されている人は実際にいるし)

 

その結果はダメでしたが、食べ物の匂いは分かります。飲食はできなくてもこの機能が残っている。それだけでも自分にとっては前向きになれた1つだったんです。

 

 先生からは出来ないと言われていますが、経口摂取をあきらめることはしません。いつか出来ると信じてイメージはしています。次は何を食べるか何を飲むか?

 

気になる商品を見るのもモチベーション維持になります。

 

味見だってイケるかもしれないです。舌でたしなめるのも1つの方法だと思います。

 

 経口摂取しなくとも好きなものは挙げられます。食べ物では麻婆豆腐に麺類、鍋、トマト。飲み物では炭酸系{オランジーナやレモンジーナ)等々。挙げるときりがありません。

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傾向としては酸っぱい系と香辛料系が好きでしょうか。季節でいうと夏のものがいいです。夏のものに香辛料や酸っぱいものをアクセントで入れると、サッパリ感がもうたまらないです!

 

反対に嫌いな食べ物といえば、んこと熟した果物です。あの長い間口に残る甘ったるい感じ。風邪の時に口にすると吐き出しそうになります。

 

ちなみに味わってみたいももあります。タンシチューとレモンサワーです。いずれも好きな味が混ざっているからです。テレビ番組の紹介から興味が湧きました。

 

 好き嫌い含めても食べ物は話題にもってこいですよね。男女・年齢層関係なく盛り上がると思います。自分も話がない場合はよく食べ物の話題を取り上げていました。

 

 最近マツダスタジアムでの、カープ選手プロデュースメニューが話題(僕個人はカープうどんが未だに人気なのが嬉しい)ですが、食べ物を楽しむことも目的の1つでしょう。

 

もしかしたらカープファンになる原点もここにあるかもしれません。

 

 どんなスポーツでもイベントでも食べ物は、人と人、人と娯楽をつなぎ合わせています。そんな大切な要素の1部として、もちろん生きていく上で欠かすことの出来ない食べ物には感謝しています。

 

 これから医学が発展してくれれば、経口摂取が出来ない人も何らかの形で味を楽しめる日が来ると思います。そんな願いを込めて!

 

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