年々増大する恐怖心
昨晩の大雨。本当にどうなることかと思いました。
広島県で午後9時頃に特別警報が発令されましたが、既に結構な雨が降っていたことで「大丈夫だろうか?」と大きな不安にかられました。
その不安をさらに増幅させたのが各地のニュース速報です。広範囲に特別警報が発令されたのを皮切りに、各地の氾濫・生き埋め情報。川に流されたという情報も多数あり冷静でいられる訳がありません。
しかも数10年に1度の大雨ということで、同様が広がっていきました。
うちは家の裏に川があります。ですが、少し離れているのと、下っていることが幸いして家が浸水したことはありません。そういう安心感があるのは大きいとしても、流石にその言葉を聞くとビビッてしまいます。
特別警報から30分経った頃、今度は停電発生です。猛烈な雨の音がする状況で、外も見えないわ室内も見えないのは相当な恐怖でした。川の音が凄かったのも恐ろしさ2倍増しです。
停電時には当然電気は来ないので、呼吸器もバッテリーのみで動いていました。バッテリーは計9時間。
それを超えてしまうと呼吸器が止まってしまうため、アンビューバックを押してもらう必要があります。
「最悪の事態に備えて準備しておくことの大切さ」を身をもって痛感しました。
停電からはすぐに復旧し、事なきを得ましたが、精神的なダメージで今度は寝付けません。ウトウトとなっては気になって飛び起きるの繰り返しで、結局疲れは翌日へと持ち越しになりました。
朝起きると雨は収まり、また平穏な1日が戻ってきました。「何もなくてよかった」とホッとしつつも、まだまだ安心とは思えません。
大雨といえばゲリラ豪雨に襲われたのを思い出します。ちょうど車に乗っている最中でしたが、30分間で快晴から一転して、車のタイヤが浸かる程の豪雨に。一気に恐怖と焦りが膨らんでいく出来事は鮮明に焼き付いています。