脊髄損傷を乗り越えて
ニュースでも報じられていますが、仮面女子・猪狩ともかさんが退院にむけて頑張っている姿に心を打たれました。
いくら事故だったといっても、今迄できていたことが突然できなくなるのは想像絶する苦しみです。
それを乗り越えて、目標を見失わず、前を向いている姿は尊敬してしまいます。
自身も長い年月をかけての病気の進行の度に、できることが失われてきました。今回気管切開をしたのも命をつなぐためです。
機能は常に失われていっています。将来はさらなる苦しみが待っていると覚悟しています。
だから今回のニュースは少し自身を重ねてしまいました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180508-00000019-flix-ent
気管切開をしてからは、自分のモチベーションを保つために病気は進行していますが、進化したと思うことにしています。
彼女も大変な苦しみを乗り越えて進化したんじゃないでしょうか?
僕も最近目標を見つけました。そんな明るく前向きに進化を続ける彼女に負けずに頑張りたいと思います。
これからも応援しています。
その後
昨日9月26日に退院されたそうで、翌日の今日に退院後初めて公の場に登場されました。退院から間もなく仕事をこなしている姿に関心しています。
初仕事は車椅子フェンシングのイベントなんですが、このイベントを通して、パラスポーツを広めたり、障害者に対して理解浸透を図るようです。そんなパラスポーツの魅力を発信する為に彼女は選ばれました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180927-00000310-oric-ent
そのイベントの中で涙するシーンがあったそうですが、入院したての頃は「車椅子に乗るだけでも冷や汗が出ていた」様子から、痛みに加えて精神的にもどん底に追い込まれていたのでしょう。
歩くどころか日常生活まで支障が及ぶようになると、頭がおかしくなるかもしれません。「もし、これから一生このままだったら?」。
僕も気管切開後はあまりの苦しさに、ネガティブな感情ばかりが渦巻いていました。
彼女の凄いところは「たとえ機能の一部を失ったとしても、いつもニコニコ向上心を持っている」ところです。それでいて家族にいつも感謝を忘れない。何という芯の強さでしょうか。
そのスタンスが免疫力を上げ、次から次へと目標を生み出す活力になっている気さえします。
これまでも憧れだった西武ライオンズの始球式に登場したり、東京オリンピックの夢も語っていますが、彼女の精神力があれば叶うと思います。
いや、また「歌って踊れるアイドルに復活する」奇跡を起こす予感がします。