京Pブログ

「重い障害があっても挑戦したい」難病の人たちのそんな想いに少しでも手助けになるよう、自身の体験談等をお伝えできればと思います。

ソフトを作る上での過酷さ

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 ようやくようやく2年がかりで作り上げたソフトを配布するに至りました。

 

 WindowsパソコンからAndroidを遠隔操作できるソフトです。

 

こちらです。

がらほんキー - いまできることを全力投球!

 

 作ったきっかけはガラホのボタンを押せないからでした。筋ジストロフィー患者にとってボタンを押せないのはストレスです。

 

Androidスマートフォンは、パソコンに画面を映して直接操作するソフトはありますが、このソフトたけではAndroidガラホのボタンは全て押すことはできないため、かなり不便でした。

 

 調べてもAndroidスマホのものしかなく自分で作ることになりました。

 

 はじめはプログラムを打ち込む段階で、数え切れないほどのエラーが発生しまくりました。

 

インターネット上で勉強しまくり、かかる時間はとてつもないものでした。

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 体調とも合していかなければならないので、モチベーションを保つのも大変だったと感じています。

 

 なんといっても操作方法を書くのは悪戦苦闘しました。画面を見ながら説明することでも気がめいるのに文章で説明するなんて頭がおかしくなりそうでした。

 

なんとかインターネットを参考に作り上げましたが、この絶望的に光の見えない作業の中に独学でやることの限界を実感しました。

 

 またこの世界には、ずば抜けた発想力忍耐力、そして、膨大な時間が必要なことがわかりました。

 

 発想力というものはどんな分野でも欠かせないものですが、この分野でいえばゲームクリエイターだと思います。

 

 何気なく当たり前のようにプレイしているゲームも、クリア後のエンディングから分かるようにたくさんの人が関わっていますが、1人1人の発想力を合体させるからこそいいものが生まれていきます。

 

キャラデザインに始まり、ゲーム内容・世界観の構築。それを考えることがどれだけ難しいことか改めて思い知らされました。

 

 これを最終的に形にするのは、プログラムを書く人の仕事です。

 

 ゲームには、有り得ないほどたくさんの専門用語がつなぎ合わせてあるわけですから、1つ1つの文字を打ち込む忍耐は凄いものです。

 

きっとスムーズにプログラム出来る知識と、経験があるのでしょう。もう恐れ入ります。

 

とてもじゃないが、1人でやるには相当な覚悟がないとやっていけそうにありません。

 

 今回のチャレンジで、プログラマーさん・デザイナーさんたちの苦労が痛いほどわかりました。そんな職人さんに敬意を表したいです。

 

 これからもあきらめずにチャレンジしてみたいと思います!