京Pブログ

「重い障害があっても挑戦したい」難病の人たちのそんな想いに少しでも手助けになるよう、自身の体験談等をお伝えできればと思います。

また写真撮影ができる日を夢見て!

 6月1日は写真の日だそうです。写真撮影は自身の趣味であり、よくヘルパーさんとお出かけしたときに撮影していました。

 

 写真撮影に最適な季節は春と秋がいいと個人的に思います。その理由として、

 

色とりどりの植物とふれあえること

暑すぎず寒すぎないこと

天気が比較的安定していること

 

にあります。

 

 色んな色が撮れるのは魅力的ですね。紅葉や桜、ふきのとうやつくし等。それぞれ個性があり、色も溢れています。

 

またそこに、空の色や人の服の色、動物・虫の色が加わると面白い!アングルと色の組み合わせも無限大で楽しみが広がります。まるでアートの世界に引き込まれたように夢があります。

 

 暑さ寒さは撮影する側にとって死活問題です。特に車椅子に乗っている人は敏感になります。夏のまともに照らしつける太陽、冬の凍てつく風。集中力を奪われるため、撮影に支障をきたします。

 

 天気は良い写真撮るための必須条件です。雨だとうまく撮れたとしても全体的に暗いせいか、よどんだ写真になってしまいます。

 

「補正すればいいじゃないか!」と思うかもしれないですが、ソフトにも限界があるため、暗い写真を無理やり明るくしようと不自然さが出る気がします。

 

撮影のテクニックも影響するかと思いますが、自分的にはフラッシュで撮っても納得できる写真にはなりませんでした。

夜撮ると雨が目立たないので、いいかもしれません。

 

人によって感じ方は様々なので何とも言えませんが、僕は雨の写真は苦手です。

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 僕は手が動きません。撮影時は介助者にアングルを変えてもらいシャッターを押してもらう。もしくはタブレットからデジタルカメラを遠隔操作する。この二択です。

 

遠隔操作はハイテクです。マウスとタブレットを接続し、タブレットとデジタルカメラをWifi接続。

 

少々面倒くさい感じはしますが、シャッターを自分できれると大きな喜びや達成感が味わえます。一般の方でもスマートフォンかタブレット操作に慣れていれば使いやすいのではないでしょうか?

 

 今では遠隔操作できるデジタルカメラが出回っています。これからはどんなデジタルカメラでも、スマートフォンやタブレットから操作できる時代へなってほしいです。

 

 自身は気管切開してから、写真撮影する機会がなくなってしまいました。気管切開しても受け入れてもらえるヘルパー事業所が圧倒的に少ないからです。

 

それでも今後は、受け入れてもらえる流れができてくる可能性があるので、あきらめずに待ちたいと思います。

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